その女性は、挨拶をするなり自分の人生について話を始めました。私は黙って私の守護霊たちに、一旦彼女の話を止めさせるべきか尋ねました。すると守護霊たちは、このまま彼女に話をさせるように言いました。
話の途中で、ある男性からプロポーズをされたことの話をしてくれました。しかし彼女は、その男性が好みのタイプではなかったので断ったのだそうです。そして、一通り話が終わった彼女が、私にこう質問しました。
「私は結婚ができるでしょうか?」
なので私は、
「結婚できてたじゃないですか?」と言いました。それに対して彼女は、
「誰とですか?いつ?」と聞き返してきたので、私は
「先ほど、男性がプロポーズしてきたのに断ったと言っていましたよ。それを受け入れていれば既に結婚していたはずでしょう。」と言いました。そして
「もっとよい質問をしてください」と彼女に伝えました。
「例えば、あなたは私に、自分の好みのタイプの男性と幸せな結婚ができるかどうかを聞いてください。」と、私は彼女に言いました。
しかし、実はその質問にも限界があるのだということを、私は彼女に伝えませんでした。なぜなら、彼女を含む多くの人が、自分に相応しい良縁の相手が誰なのか、よく分かっていないからです。彼女のような人の場合は、自分が幸せになれる良縁の相手が現れるようにお祈りをするのが一番良いでしょう。質問の答えは、ひとつの時もありますが、更に多くの疑問が生まれることもあります。また、全ての答えが出ない時もあります。良い回答を得るためには、良い質問をすることが大切です。