偶然なのか、それともそのように計画されたのか、クリスマスは新年の直前にやってきます。クリスマスは私達に、1歩下がって、ハートを通して、普段よりもはるかにクリアに1年を振り返らせます。
1年を振り返るのは、より良い新年に向けて準備するのにいい方法です。
たくさんの人が、新年を新しい始まりと見なします。
これは普通のことですし、なにも間違ってはいません。
それでもスピリチュアル的には、制限された人生の眺め方です。
スピリチュアルな存在であるあなたには、制限はありません。
あなたには、はっきりとした端があるわけではなく、むしろあなたは連続して流れている存在なので、明白な始まりもなければ、終わりもありません。
ですから私達は、1年の終わりを切断点と見なして新年を始まりと見るのではなく、人生をひと続きのものとして見ることができます。
そうすれば、改めて一から始める代わりに、引き続きポジティブなところを伸ばして、ネガティブなところを手放せます。
多くのアメリカ人が、毎年新年を迎えるたびに、体重を減らしたり体と鍛えたりといった、同じ戦いを開始します。
彼らは体重を減らすことや健康になることにおいて成功したところを探すのではなく、前の年を、またもや失敗した1年と見なします。
成功についても同じです。
成功すると、私達はほんの一瞬だけいい気分になり、それから次の成功に向かって、また一から努力を始めます。
自分のことを、光と愛と歓びに満ちた無限のスピリットとして見れば、幸せになるために成功を待つ必要はありません。
常にハッピーでいられるのです。成功は幸福感を増やすことはあっても、減らすことはけっしてありません。
(続く)