top of page
ダレル・ハラダ

生命の樹への帰還(5-6):思いやり


7. 精神科医と話す

あなたの言っていることに、周りの人や、あなた自身が耐えられなくなったら、良い精神科医の出番です。 彼らは、どんな人生の挑戦においても新たな成長へと人を導く経験と知識を持った「プロの聞き手」です。 セラピーを受けることを恥ずかしいと思う人がいますが、良い精神科医と話せることは、むしろ神の恩恵とも言えます。 私の親友は、良い精神科医です。 なぜ先ほどから、「良い」と言う言葉を繰り返しているかと言うと、私自身が「悪い」精神科医に何度も会ったことがあるからです。

私と妻が結婚して数年経った頃、私たちは何人もの結婚カウンセラー(精神科医)と会いました。 もし私に基本的な心理学の知識がなかったり、その悪い精神科医の手法について確認できる友達(良い精神科医)がいなかったら、私たち夫婦の関係に大きなダメージを与えていたかもしれません。

あなたの精神科医の唯一の課題は、あなたが真実を知る手助けをすることであるべきです。 そしてあなたが、自分自身や他者と明瞭にコミュニケーションをとるためのツールや言葉を与えてくれます。 良い精神科医は、明解で啓発的です。

思いやりには、ほかにもたくさんの方法があります。 是非あなた独自の方法を作り出してください。

世界が一様になるにつれて、創造性もまた消えゆく技となっています。 ホノルル、ロサンゼルス、東京…。 どこのショッピングモールに行っても同じお店がばかリです。 独創性は、あまり見られません。 それは、ある意味で退屈なのことです。 世界で商業が一体化するように、私たちがひとつになっていっているのは、素晴らしいことです。 しかし、そのために多様性や独創性が犠牲になってはなりません。 人間にとって自然体でいられなくなり、進化や成長が止まってしまい、つまり人間がロボットになってしまうのは哀しいことです。 自分の人生を大切にし、他者を大切に、そしてすべての命を大切にする。 とてもシンプルなことですね。

閲覧数:0回0件のコメント
bottom of page